もてぎ散歩

8月3日

富士モータースポーツミュージアムまで出かけてみて、「まぁまぁ行けるなぁ」と少し調子に乗りました（笑）
少し早めの夏休みが始まった日に、これまた念願の「ホンダコレクションホール」へと散歩しに出かけたお話です。

今まで、行きたかったけどなかなか行けなかったもてぎは、行ってみればそんなに遠くもなかった。
朝出かけて、首都高の渋滞に飲み込まれたのも予想通り。

大体想定していた時間に到着しました。

エントランスホールでは、本田宗一郎さんの書かれた”夢”の文字が記されたモニュメントが出迎えてくれます。

ピストンリングをイメージしているそうです。
この期間、シン・仮面ライダーのバイクが展示してありました。

展示は3フロアに分かれていて、それぞれテーマがあります。

 

1F Honda 夢と挑戦の軌跡

1階の展示は、入り口を入って右側にあります。

このフロアは、ホンダの歴史であり、本田宗一郎さんの歴史を知ることができます。
本田宗一郎さんのもの創りに対する思いや考え方、挑戦する気持ちが伝わってきます。

修理工場で勤め始め、やがて自ら会社を興してバイクを作る。
さらに世界のバイクレースへ挑戦し、F1に挑戦して優勝までしてしまう。

世界一になりたいという強い思いが実を結んだのでしょう。
見習いたいですね(この歳からか？！)

「製品は嘘をつかない」

正直にモノ創りをしてきたからこそ言える言葉なんでしょうね。
モノづくりに関わる者としては、常にこうありたいものです(笑)

ホンダの原点は、自転車にエンジンを取り付けた、今で言う”原付”ですね。

楽に買い物に行けるように、人の役に立つ物を創りたいという思いから出来上がったものです。
これもモノづくりの基本ですね。

このフロアは、ものづくりに関わる人間として、つくづく考えさせられます(笑)

 

2F 人に役に立つものを創ろう

先ほどのエンジン付き自転車からバイクができたところから始まり、ホンダ2輪市販車の歴史が見えます。

ゴリラ＆モンキーのミニバイクシリーズです。

高校生の頃にモンキーRが発売されて、乗せてもらったことがあったなぁ～
見た目よりもずーっと乗りやすいバイクだった記憶があります。

DJ1とかTactあたりは懐かしいですね～

スクーターのメットインはTactあたりが始まりじゃなかたかな？

ホンダといえば。。。カブですね

この感じのカブって、かっこいいというかカワイイというか、今発売しても売れるんじゃないかなと思います。

全然配達を感じさせないです（笑）

新車で500万円もした、いい意味での変態バイクです

エンジンがスゴイ！

こんな楕円ピストンのエンジンを市販しようと考えたことがすごいです。

たぶん、こんな変態(いい意味で)エンジンを少量とは言え、市販できるのは日本のメーカーだけじゃないでしょうか。

通路を挟んで反対側は、4輪市販車の歴史です。

知っては居るけど、あまりじっくり見たことがない時代のクルマです。

Step Vanあたりは再販しても売れそうです

なつかし～！！

街中でもよく見かけた車でした。
ターボモデルにカブリオレと、バリエーションの多いクルマでした。

Type-Rは今でも乗ってみたいですね。

シビックは今でもType-Rシリーズが発売されているけど、このころのType-Rが個人的には好きです。

 

噂のトンネル

2階まで見たところで既に13:00!!
お腹も空いたので、いったんお昼ご飯にします。

お昼はグランツーリスモカフェと決めてました（笑）

受付の方にグランツーリスモカフェに行きたいと伝えると、「今日はイベントがないからパドックまで車で行けますよ」と教えてくれました。
サーキットの外周路をドライブしながら、パドックへ到着です。

むちゃくちゃ暑いです(;^_^A
でも、何もないのにパドックにちょっとテンション上がりました(笑)

このロゴは家でもよく見ますが、やっぱり来てみたかった

店内の椅子は、ロゴをイメージした赤と青の椅子がおかれています。
平日なのでガラガラで、ゆったり過ごせて良かった。

写真の奥（入口付近）には、レカロシートの付いたシム筐体でグランツーリスモがプレイできます（3台）

お昼は冷やしトマトラーメンにしました。
ちょっとパスタっぽい感じがする味だなぁ〜

少し休憩してからグランツーリスモを楽しんで、パドックを散歩します。

実は、コレクションホールの次に見たかったのがここです(笑)

こんなところを、レーシングカーを乗せたトレーラーが曲がっていくのが信じられません！
職人とかのレベルじゃないです(笑)

YouTubeにはこんな動画がありました

実際に自分の車で走っても、やっぱりエグイ(;^_^A

あと5mずれていたらどれだけ楽になることやら。。。

車でモビプラザ付近へ移動して、グランドスタンドへ出てみます。

ロードコースの手前にはオーバルコースがあるんですね。

少し暑かったけど、天気も良くて気持ちよかった(^O^)

あまりに暑かったので、スタンド近くにあるジェラート屋さんで一休みです。

とちおとめジェラートが美味しかった！

スーベニアショップでの買い物を我慢しつつ、コレクションホールへ戻って、3階へ行きましょう。

 

3F 世界の頂点を目指そう

3階は、ホンダレース活動の歴史です。
まずは4輪から

入口左には、佐藤琢磨選手がインディ500で優勝したマシンが2台あります。

日本人ドライバーがインディ500で優勝する日が来るとは思ってもいなかった(;^_^A

しかも2回もですよ！！

F1活動の歴史です

このころはさすがにリアルタイムでは知らないです(笑)

F1を見るようになったきっかけは、やはり中島悟さんのフル参戦ですね。
キャメルカラーのロータスが印象的です。

そして、チームメイトはアイルトン・セナでした。

この頃は、なんといっても佐藤琢磨選手です！

最高位は3位でしたが、もしかしたら勝てるんじゃないかと、初めて思わせてくれたドライバーです。

そしてALLホンダでの参戦もありました。
あと1年粘っていたら、シリーズチャンピオンだったかもしれません（タラレバですけどね）

高橋国光さんがルマンでドライブして、クラス優勝を果たしたNSX GT-2です。

土屋圭市さんと飯田章さんのトリオでした

通路を挟んだ反対側は、2輪レース活動の歴史です

ロスマンズカラーのNSRです。

フレディー・スペンサーのマシンです。

こちらはエディ・ローソンです

息子さんはもう少しでF1のシートが掴めそうなところまで来てますが、どうなるでしょう。
頑張って！！

そして、ワイン・ガードナー

この3人のライダーは、本当に伝説のライダーだと思います。
とにかく速かったイメージしかないです。

紹介しきれていな展示車両が、まだまだ沢山あります。

モビリティリゾートもてぎはこのへん

 

まとめ

行く前に調べていたら、車好きは1日居られる的な口コミがありました。
そんな大げさなと思ってましたが、まんまと1日どっぷりです(笑)

最初は、15:00頃には出て、宇都宮あたりに行って、観光しながらごはん食べて帰ろうかなぐらいに思ってましたが、甘かったです。
行かれる方は、時間に余裕をもって行かれることをおススメします。

最後までいい天気で良かった～！！