Press "Enter" to skip to content

ホイール交換?! – NoePRIMATO

人の悩みというのは、その人しかわからない事が多く、「そんなことで悩んでるの?!」と思うこともあるかもしれませんが、本人にとっては大問題なのです。
しかし、今の私の悩み事、それは本人にとっても大した事ではありません(笑)

普段、と言って良いか迷うぐらい乗っていないけれど、NEO PRIMATOにはCampagnolo Shamal Milleというホイールを履いています。
以前の記事にも記しましたが、完組ホイールのShamal Milleは軽くてとても良く回る、良いホイールです。乗り味は硬めに感じますが、たわむ事なくダイレクトに進んでくれます。
 
過去記事はこちら→ロードバイクホイール – SHAMAL MILLE

こういうタイプのホイールは、カラダが元気な時はすごく気持ちよく回ってくれてとても良いのですが、今の私の様に体力が落ちている時は、時として自分の体力を削り取る諸刃の剣にもなりかねません(かなり大袈裟な言い回し)。

このところまともにロードバイクに乗っていないと、正直なところ、振動がカラダに響くように感じるのです。
しかし、これも、少し乗り込めば体力も回復して感じなくなるので、このままShamal Milleで慣らしていくか、もう1セットあるホイールへ交換するかを悩んでいるのです。
 

 

どんなホイールなのか

Shamal Milleのような、いわゆる“完組みホイール”は、全体の剛性が高めで、力を逃さずに駆動力としてタイヤへ伝える為に、「良く回る」と感じる、実際に「良く回り、良く進む」のではないかと思っています。
たわみなど、力の逃げが無い方が、効率よく進むのは事実です。

そんな“完組みホイール”に対して、対局に位置するのが“手組みホイール”ではないでしょうか。誤解のないように言いますと、重いとか回らないという意味での対局ではなく、乗り味の面で対局に位置すると言う意味です。

もちろん、手組みホイールでも、使用するパーツによって違うのですが、私の持っている1セットはものすごくしなやかな乗り味に感じます。

手組みホイール -04
なかなか軽い

【Parts Spec】
HUB:Campagnolo Record 32H
RIM:Stan’s Notubes ZTR ALPHA340
SPOKE:DT SWISS Revolution
Weight
Front:685g
Rear:785g
1470g

組んでからすでに5年以上経っているので、最新のパーツではありませんが、ほぼ振れが出ることも無く、快適に使用しています。

手組みホイール -03
最近行ってない(汗)

なかなか表現が難しいですが、32本という多めのスポーク数で、スポークテンションをあまり掛けずに組まれたホイールは、しなやかにたわむことによって全ての入力を受け止めてくれるように感じます。
このしなやかの乗り味のホイールは、とてもカラダに優しく、硬いホイールを履いている時よりも疲労感が少ないように感じられます。特に距離が伸びれば伸びるほど、後半の疲れ具合に、ハッキリとした違いを感じられるのです。
だからと言って、モッサリしてるとか、フニャフニャして力が逃げるといったことでは無いのがまたむずかしい所です。

そして、32本という多めのスポーク数であるにも関わらず、軽量リムを使用したお陰で、その重量は、Shamal Milleと僅か数十グラム増の1,470gに収まっているのです。
アルミリムの完組ホイールでも、1,400g台は軽量な部類でしょう。

手組みホイール -05
400g未満:Stan’s NOTUBES ZTR ALPHA340

回転の良さではShamal Milleに軍配が上がりますが、トータル性能を考えるとなかなか良い勝負をしてくれていると思います。

あ。。。ビジュアル的にもShamal Milleが優っているかな(笑)

 

ベアリングカスタム

手組みホイールは、一箇所だけカスタムしています。

手組みホイール -06
良く回る:Campy Record Hub 32H

前後のハブです。Campagnolo Recordのハブは、もともとかなり回転が良いハブですが、Campagnoloの上位クラス完組みホイールには、”USB”や”CULT”といった仕様のハブがあります。
なにが違うのかと言うと、中に使用しているベアリングがセラミック製ベアリングへ変わっているのです。
セラミックベアリングを使用することによって、回転性能が向上すると言われています。
Shamal MilleはこのUSBハブとなっていて、とても良く回転してくれます。

さらに”CULT”仕様の場合には、ベアリングレースが特殊な処理が施されたクロニテクトRスチール製へと変更され、グリスレス(実際にはセラミックオイルを使用)で使用することによって、スムーズな回転を生み出しているのです。

このセラミックベアリングとボールレースは、Recordクラス以上のハブにインストール可能となっていて、手組みホイールに使用しているRecordハブは当然OK。
じつはかなり昔使用していたZONDAに、セラミックベアリングのみ使用していたことがあり、手持ちでセラミックベアリングを持っていました。

手組みホイール-01
セラミックベアリング

ここは、ボールレースも変更していっきに”CULT”仕様にともおもったけど、ボールレースのパーツ代と工賃を考えると先立つ物が無いのが現実です。

そこで、まず”USB”仕様にするべく、セラミックベアリングのみインストールしています。

手組みホイール-02
グリスをしっかり入れます

この仕様で何か不満があるかと言えば、全くない(笑)
しばらくはこのままで使用するでしょう。

 

まとめ

実は、悩んでいる理由はもう一つあります。
それは、手組みホイールにつけているタイヤが劣化していること。手組みホイールへ組み替えるとなると、タイヤを買うことになるけれど、いかんせんタイヤが高い(笑)
前後で一万円近い出費は、今月の私の小遣い事情からするとかなり無理のある金額です(汗)
もうすぐ梅雨に入ることもあり、タイヤを買い換えてまで組み替えても、乗る機会が少ないのでは。。。

どうするか、結論はまだ出ていません(笑)