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ワイヤー交換 – NoePRIMATO

早いもので、この記事を書き始めた時点で、すでに4月も半ばになっている。
新元号「令和」も発表済みで、改元も秒読み段階。

2019年も既に1/4が終わってしまい、まだ、今年に入って何も成し遂げた事が無い自分がいるのは少し焦る(笑)
この3ヶ月を振り返ると、仕事にかなりの時間を要しており、効率化による時間短縮を考えないといけないなと、おぼろげに思うが、まぁ、海外出張が有ったりしたので仕方ない部分もある。

その分、プライベートでお出かけしたりという時間があまり取れていない現実もあり、余計に何とかしないと思ってしまう。

そして、運動不足も顕著に現れ、体重も増加の一途をたどっている(汗)
振り返れば、BROMPTONを購入したことによって、近所散歩などで自転車に乗る回数自体は増えたものの、そこは近所をふらふらする程度なので、運動強度としてはさほど高くは無い。
やはり、ロードバイクに1日乗って出かける運動強度には遠く及ばない。

この3ヶ月間で、ロードバイクに乗ったのはたったの2回!!
正月明けにお参りライドをしただけだ。。。(笑)

そろそろ暖かくなってきたのでロードバイクにも乗ろうかなと考えてみたけれど、その前にNEO PRIMATOにはメンテナンスしないといけない所があることを思い出した。

 

 

インナーワイヤーの交換

ロードバイクのメンテナンスは、基本的に自分で行う事にしている。
理由は色々あるけれど、工賃節約といじるのが好きというのが主な理由。

本来ならば、シーズンオフ(冬?!)の間に、プロショップへオーバーホールへ出すのが1番良いのだけれど、上記の理由から、必要な時に、必要な箇所だけ自分で行う事にしている。

今回、メンテナンスが必要なのは、[ワイヤー交換]である。

NEO PRIMATOには、前後ブレーキ用と前後シフター用の、計4本のワイヤーが有る。
これらのワイヤーはステンレスワイヤーなので、酸化腐食(サビ)や金属疲労などによって切れてしまう事も考えられる。なので、乗っても乗らなくても、ある程度期間で交換する事にしている。

私が目安としているのは、雨天走行がなければ2年、雨天走行がある場合には1年程で交換としている。
※あくまでも個人的な目安としている期間であり、この間、故障しないことを保証する期間ではありません。

自己流ではあるけれど、忘れない様に手順を記しておこう。
※自分で行う作業は、全て自己責任です。

 

ブレーキ(インナー)ワイヤーの交換

※今回のメンテナンスでは、アウターワイヤーの交換は必要ないと判断したため、行なっておりません。

交換にあたり、準備したインナーワイヤーはカンパニョーロ純正品。

ネオプリマートワイヤー交換-02
ブレーキ用インナーワイヤー(太い)

フロントとリアは共通品となる。

純正品以外にも、サードパーティー製品がいくつか出ている。テフロンコーティングがされていたり、色が付いていたりと、色々選ぶことができるので、この辺りは完全に個人の好みの問題になる。

※以下の作業手順は、フロント/リアとも同じです。
交換作業の第一歩はインナーワイヤーのエンドキャップを外すこと。
たいがいのロードバイクのワイヤーには、エンド部にこの様なキャップが取り付けてある。これは、ワイヤーがほつれてしまうのを帽子する役割で、人によってはハンダで束ねている人もいる。

ネオプリマートワイヤー交換-03
Front:エンドキャップは切ってしまう(笑)

取り外しは、恐らく再利用出来ないので、ワイヤーを切断してしまう事にしている。

そして、ブレーキキャリパーのワイヤーを固定しているボルトを、六角レンチを使用して緩める。
※外す必要はない

ネオプリマートワイヤー交換-05
Front:ワイヤー固定ボルトを緩める

ネオプリマートワイヤー交換-06
Front:これでワイヤーが外せる

こうするとインナーワイヤーを外す事が出来る。

ブレーキレバーを握ると、レバーの内側にワイヤーの端についている玉留めのようなモノが見えるので、これを引き抜いてインナーワイヤーを外す。

ネオプリマートワイヤー交換-07
Front:ブレーキレバーを押してワイヤーを引き抜く

今回は、アウターワイヤーの交換を行わないので、交換するインナーワイヤーを逆の手順で取り付けていけば良い。
アウターワイヤーを交換する場合には、バーテープを剥がして、アウターワイヤーを交換する事になるので、新しいバーテープを用意しておくといい。

先程インナーワイヤーを引き抜いた穴から、新しいインナーワイヤーを入れていく。

ネオプリマートワイヤー交換-10
Front:引き抜いた穴から新品ワイヤーを入れる

この時、インナーワイヤーにシリコングリスなどの粘性の低いグリス類を塗っておくと、引きが若干軽くなる様な気がするので、塗ることにしている。
※あくまで個人の感想であり、個人的な手法です。

ネオプリマートワイヤー交換-12
インナーワイヤーにシリコングリスを塗布

インナーワイヤーを入れたら、ブレーキキャリパーへワイヤーを固定する。

ネオプリマートワイヤー交換-11
Front:外す前のワイヤーと同じ様にボルトで固定する

この時、ブレーキキャリパーは開いている状態なので、ワイヤーを固定する時には、キャリパーを閉じながら固定する必要がある。
ネオプリマートワイヤー交換-13
Rear:リアも同じく外す前と同じようにワイヤーを固定

私は、片手でブレーキキャリパーを閉じながら、インナーワイヤー固定ボルトを締めている。

ブレーキキャリパーの閉じ具合というか、ワイヤーの張り具合は、ブレーキの効き方になるので、個人の好みになる事が多い。
ブレーキを握って直ぐに強く効かせたい人は、ワイヤーの張りを強くするし、握り込んだ時に効かせたい人は、少しだけ緩めにワイヤーを張ることになる。

しかし、ブレーキレバーを握り込んでいく時に、ハンドルに当たるまで握り込めてしまう様では、ワイヤーの張りが弱すぎてキケンである。

ネオプリマートワイヤー交換-17
Front:強く握ってもハンドルに着かないこと

思いっきり握っても、ブレーキレバーとハンドルが当たらないように、十分気をつけてワイヤー調整を行う。

ワイヤーの張りが調整できたら、インナーワイヤー固定ボルトをしっかりと締め込んで緩まない様にする。

ネオプリマートワイヤー交換-18
Front:固定位置が決まったらしっかり締め込む

インナーワイヤーが、かなりの長さで余っているはずなので、適度な長さでカットして、最後にインナーキャップを取り付けて完了。

ネオプリマートワイヤー交換-19
Front:エンドキャップにワイヤーを入れる

ネオプリマートワイヤー交換-22
エンドキャップ:今回は赤いのを使用

今回使用したインナーキャップは、カシメて止めるタイプなので、ワイヤーカッターで挟んでカシメる。

ネオプリマートワイヤー交換-20
Front:エンドキャップをカシメる

 

シフト(インナー)ワイヤーの交換

シフト用インナーワイヤーも、ブレーキと同じくカンパニョーロ純正品を用意。

ネオプリマートワイヤー交換-01
シフト用インナーワイヤー

こちらもフロントとリアは共通品

シフト用のインナーワイヤーにも、ブレーキ用のインナーワイヤーと同じくエンドキャップが取り付けられている事が多いので、ブレーキワイヤーの交換と同じく、切断するなどして取り外す。

ネオプリマートワイヤー交換-33
Rear:インナーワイヤーエンドキャップを切ってしまう

次に、ディレイラーのインナーワイヤー固定ボルトを緩めるのだが、この時、シフトの位置に注意しておく必要がある。

ネオプリマートワイヤー交換-35
Rear:ワイヤー固定ボルトを緩める

ネオプリマートワイヤー交換-37
Front:ワイヤー固定ボルトを緩める

シフト用のインナーワイヤーを取り外す時には、エルゴレバーのシフト位置を、”ワイヤーがいちばん緩んだ位置”にしておく。

フロント:インナー
リア:トップ

この位置が”ワイヤーがいちばん緩んだ位置”となる。

これは、インナーワイヤーがレバーの中で巻き取られていない状態でなければインナーワイヤーを引き抜く事が出来ないからだ。
ボルトを緩めたあとでレバー操作しても良いのだが、ここはなんとなく個人的な作業手順でこうしている。
ワイヤーを先に緩めてレバー操作をした場合、クランクを回転させてフロントとリアディレイラー
が上記の位置になる様にしておく。
こうしないと、後でワイヤーを張る時にシフトポジションが合わなくなってしまう。
※同時にチェーン交換をこなう場合には、ワイヤーを張っていない状態でチェーンを外せば、ディレイラーが勝手に上記位置へ移動するので、クランクを回転させる作業は必要無い。

インナーワイヤー固定ボルトを緩めると、レバー側からワイヤーを引き抜くことが出来る。

ネオプリマートワイヤー交換-36
Rear:ワイヤーを引き抜く

ネオプリマートワイヤー交換-38
Front:ワイヤーを引き抜く

インナーワイヤーの端部は、レバーグリップの内側に隠れているので、グリップをめくりあげて、インナーワイヤーを引き抜く。
※グリップをめくり上げるのは力技になるので、爪が割れたりケガをしないように注意したい。

ワイヤーを引き抜いたら、リアディレイラーには、ワイヤーの張り具合を調整するパーツがあるので、このパーツをネジを閉める要領で、”ある程度”締め込んでおく。
こうする事で、後でワイヤーの張りが弱かった時に調整できる。

フロントディレイラーにはこのボルトが無いが、フレームのシフトレバー台座のところに同じ役割のパーツが付いているので、こちらを締め込んでおく。

ネオプリマートワイヤー交換-43
Front:最終微調整はここでも出来る

そして新しいワイヤーを、先程ワイヤーを引きぬいたところから逆の順番で取り付ける。

ネオプリマートワイヤー交換-39
Rear:新しいワイヤーを通す

※ワイヤーに折りグセが付かないように注意が必要。

また、インナーワイヤーを通す際には、ブレーキワイヤー交換と同じく、インナーワイヤーにシリコングリスなどの粘性の低いグリス類を塗っておくと、シフトチェンジが若干軽くなる様な気がするので、塗ることにしている。
※あくまで個人の感想であり、個人的な手法です。

インナーワイヤーを通したら、ディレイラーのインナーワイヤー固定ボルトを締めて、インナーワイヤーを固定する。

ネオプリマートワイヤー交換-40
Rear:ワイヤーを固定する

この時、出来るだけ、ワイヤーを強く張った状態で固定する。
※フロントも同様に、インナーワイヤーを通して、ディレイラーのインナーワイヤー固定ボルトを締めて固定する。

ワイヤーを固定したら、余ったインナーワイヤーをカットするけれど、まだディレイラーの調整を行うので、少し長めに残してカットしておくと、調整作業が行いやすい事が有る。
調整後に最終的に長さを決めてカットすれば良い。

 

ディレイラーの調整

シフトワイヤー交換の場合、ブレーキと違ってワイヤー交換後に、ひと手間必要になってくる。ワイヤーを前述の手順で交換しただけでは、おそらくシフトチェンジがうまく出来ない状態になっている。
ごく稀にそのままでも問題無い場合が有るかもしれないけれど、私は今までワイヤー交換後に調整が必要無かったことは一度もない(汗)

だから、諦めて調整しよう(笑)

 

リアディレイラーの調整

フロントディレイラーとリアディレイラー、どちらから調整を始めても、おそらく問題無いはず。例えば、リアディレイラーを調整している時に、チェーンが落ちてしまってどうしようもないという場合には、フロントから行えば良い。

私は、リアディレイラー側から行う事が多いが、理由は簡単で、”フロントディレイラーの調整が面倒”なので、後回しにしたいだけ(笑)

クランクを回しながシフトレバーを操作して、リアのギア位置を真ん中のギアになるように操作する。
私のバイクはカンパニョーロの11速なので、6速へセットする。
クランクを回転させて音と聞いていると、チェーンとスプロケが接触して、カラカラ音がしている。この場合、多くはワイヤーの張りが弱くて、ディレイラーが所定の位置まで動いていない。
ここで、ディレイラーの後ろにあるワイヤーの張りを調整するパーツ(先程締め込んでおいたパーツ)を左方向に回転させて、ワイヤーの張りを調整し、再びクランクを回転させて、チェーンとスプロケの音を確認する。この作業を繰り返して、音がしなくなるところを探し出す。

ネオプリマートワイヤー交換-41
Rear:ネジ部を左右どちらかに回転させて調整

6速の位置で音がしなくなったら、レバーを操作して5速の位置にシフト操作を行う。
そして、ここでもクランクを回転させて、同じく音を確認する。
音がしなければ、そのままとし、音がする場合には6速の時と同じくワイヤーの張り調整を行う。

音がしなくなったら再び6速へ戻して、音の確認を行い、問題なければ7速へ操作して同じ操作を繰り返す。

この時、もしもどこかのギアで必ず音が出てしまうとか、5・6・7速で音がしないポイントが探せないと言う場合は、ディレイラーハンガーが曲がっている事も考えられるので、ディレイラーハンガーの曲がりを確認・調整するツールを用意するか、プロショップへ持ち込んで見てもらった方が良い。

チェーンの音鳴りがクリアできたら、ギアをトップとローのそれぞれに入れて、チャーンが外れないか確認する。
もし、チェーンがスプロケを乗り越えて外れてしまう場合には、ディレイラーが動きすぎているので、トップ側・ロー側の動く位置を調整するネジを回して調整する。

ネオプリマートワイヤー交換-45
Rear:左がロー側 / 右がトップ側

チェーンがスプロケを乗り越えず、かつ変速の邪魔にならない位置を探し出す必要がある。
根気が要る作業だが、落ち着いてやれば出来ない作業ではない。
この時、調整ネジは少しずつ回して様子を見ながら行った方が、調整しやすいと思う。

この調整が終われば、リアディレイラーの調整は終わりなので、インナーワイヤーの長さを丁度良さそうな長さでカットして、エンドキャップを取り付けて終了。

ネオプリマートワイヤー交換-42
Rear:これで完了

 

フロントディレイラーの調整

次にフロントディレイラーの調整なのだが、実のところフロントディレイラーについては、調整出来るポイントがさほど無い。。。(汗)

実際にシフトレバーを操作し、しっかりとアウターまで変速出来るか確認する。
この時、アウターまで変速出来ない様であれば、ワイヤーの張りが弱い場合が多いので、前述の調整ネジを回してみる。

ネオプリマートワイヤー交換-43
Front:最終微調整はここでも出来る

ここの調整範囲を超えてしまっている場合には、ワイヤーを再度強めに張り直すしか無い。

この時、アウター側とインナー側の動きを調整(制限)するネジが効いてしまっていて、必要なところまで動かない状態になっていないか確認する。

ネオプリマートワイヤー交換-46
Front:上がインナー側 / 下がアウター側

もし、このネジが効いてしまっている場合には、調整ネジを回して必要なところまで動ける様にして、再び確認する。

調整が終わったら、エンドキャップを取り付けて作業終了。

ネオプリマートワイヤー交換-47
Front:エンドキャップを取り付けて完了

 

まとめ

記事を書きながら写真を確認していると、細かいところが色々と汚い(汗)
特にギア周りの汚れがとても多くて、なんだか申し訳ない気持ちになってしまった。。。
(この後、チェーン清掃を実施)

ただ、こうして自分でメンテナンスするからこそ気付く汚れや傷などもあるので、やはり直接ものに触れることは大事だと思う。
もちろん節約にもなるし(笑)

次のメンテナンスはクランクまわりのグリスアップか、ヘッドパーツのグリスアップを予定しているが、いつになるかは未定のまま。。。

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