まだ梅雨明けしていないというのに、連日の30℃という気温に、早くも夏バテ気味な気がしています(笑)
これからの季節、水分補給がとても大事で、普通に生活していても脱水症状から熱中症を起こし、危険な状態になることも十分あり得るのです。
ましてや、スポーツをする際には余計に注意が必要で、長距離を走るロードバイクにおいては、”無事に家に帰り着く為の第一歩”と言っても過言ではないかもしれないと思えるぐらい、水分補給は重要ポイントです(大げさすぎたかも。。。)。
炎天下の屋外で水分補給をする時には、できることなら冷たいものを飲みたいと思いませんか?
ぬるま湯みたいなスポーツドリンクって、微妙なんですよねσ(^_^;)
コンビニがあれば冷えたドリンクや氷を買う事ができますが、山の中などではドリンクが”ぬるい”事を我慢するしかありませでしたから。
今年は違うはず
でも、この夏は違うのです!!
いつでも冷えたドリンクを飲めるべく、秘密兵器を準備しています(笑)
先日[RedBull AirRace 2018Chiba]を観戦する時に、炎天下の砂浜での観戦対策としてサーモスの保冷ボトルを用意しましたが、先を見越してサイクリング用に開発された【Thermos FFQ-600】を購入したのでした。
観戦記事はこちら→[世界最速のモータースポーツ-Red Bull Air Race Chiba 2018]
エアレース観戦の時には、朝からずーっと暑い屋外に居たにも関わらず、6時間以上も氷が残っているという、素晴らしい保冷性能を見せつけてくれました!
これは、真夏のサイクリングでも期待出来そうですね〜♪
“ULTIMATE INSULATION”の表記が期待させてくれます♪
ん?!どうしよう。。。
日曜日にロードバイクの掃除をしながらサーモスの事を考えていたのですが、ふとした事に気付きました。
このボトルケージにそのままサーモスを入れるとどうなるか。。。
おそらく、傷だらけの、ガチャガチャ音鳴りまくり(笑)
私が今使っているボトルケージは金属製のボトルケージで、ここにステンレスのサーモスをそのまま入れたら、おそらく常にガチャガチャと接触音かわ鳴っているでしょうσ(^_^;)
傷もさるものながら、音はいただけません。
昔使用していたカーボン製のボトルケージを試してみます。
全く入る気がしません(笑)
「世の中のThermos FFQ-600ユーザーはどんなボトルケージを使っているのだろうか?」
グーグル先生に聞いてみましたが、あまり情報が有りません。
「これは使えるよ〜 」というものも有りましたが、口コミが良くなかったりして購入に踏み切れません。
緩いボトルケージだとクッションを貼ったりして対応しているようです。
また、ボトル側に表面保護テープを貼っているという方もいらっしゃいました。が、洗うときのことや、ノリの部分に砂がついたりする事を考えると、私的には別の方法でなんとかしたいと思いました。
サイズ感をみると、実は今のボトルケージは少し緩衝材を入れてあげれば、ちょうど良さそうな感じなのです。
これはなんとかしたい。。。
金属同士が接触するから音が鳴ったり、傷がついたりするので、どちらかに金属以外のコーティングみたいなものができれば良いという結論に至りました。
しかし、そんなコーティングを素人に出来るわけがありません(笑)
それであれば、コーティング以外でケージを覆ってあげる方法を考えるしかないのです。。。
スミチューブ
まず考えたのは、ケージとボトルが接触する箇所の金属部分を【スミチューブ】で覆ってしまえば良いのではないかと。
スミチューブというのは、いわゆる”熱収縮チューブ”といって、本来の使用方法は、ハーネスの繋ぎ目などに被せて、電気的にショートする事を防ぐ為のものです。
今回の使い方は完全に間違えています(^。^)
チューブというぐらいなので、断面は輪になっていて、このままではボトルケージに通すことができません。
さて。。。切って被せるか。。。
と、切り込みを入れて被せてみたものの、熱を掛けるとボトルケージを覆うどころか、スルメが焼けたみたいにただ平らに縮んでいくだけです。
あとから考えてみれば当然のことで、気づいた時には自分で笑ってしまいました。
輪になっているから輪の中心に向かって縮んでくれるのです。
輪になっていなければ、ただのシートが縮むだけなので、ボトルケージを覆ってくれるわけがないのです。
これは失敗。。。σ(^_^;)
ゴム紐
次に、「チューブがダメなら紐みたいなのでクルクル巻いて覆ったら良くない?」と思いつきました。
ちょうど100均の【ゴム紐】があったのでクルクル巻きつけてみます。
良い感じにボトルケージを包み込んでくれそうです。
しかし、普通に巻いていくと、巻いた部分がクルクル回ってしまって上手く巻けません。
少し引っ張りながら巻きつけると良い感じに巻きついて動かなくなってくれます。しばらく巻いたところで、「ゴム紐にずっとテンションかかったままだと、思った以上に早く切れそうな気がする。。。ボトルの出し入れで擦れる事を考えると、ますます切れそうな気がしてきた。。。切れたらまた巻き直さないといけないし、結構面倒だなぁ。。。」という考えが頭の中を巡ります。
ゴム紐を巻くのもだんだん面倒になってきた(おいおい)ので、ゴム紐案も勇気ある撤退を決めました。
最後はこれ
どうにもこうにも困ったところで、しばらく部屋を見渡しながらぼーっとします。
「片付けないといけないなぁ。。。」と独り言を言って途方に暮れていた時に目に付いたモノが。。。!!!
これなら硬いけど滑るし、金属同士が接触する事もない。
使っていくうちに切れてしまっても、そこだけ巻き直しすれば良いので手間は少なそうです。
いわゆる【結束バンド】です。
結束バンドは”ナイロン”という樹脂で作られていることがほとんどで、強くて表面が滑りやすいので、今回の目的にはピッタリな材質です。
何より、安くてホームセンターや100均などで直ぐに買えるのがとても良いです(^○^)
早速巻きつけてみると。。。
良い感じです♪
強く引っ張れば、回転することなく止まってくれて、滑る感じも良いです。
横から見ても、スミチューブの時とは違って(笑)、当然ながらきちんとボトルケージを覆ってくれています。
たまたま我が家にはカラーのものが有ったので、少し色で遊んでみることにして、作業を進めていきます。
多少手が痛くなりましたが、完成したのがこちら
一応イタリアンバイクなので、イタリアンカラーを入れてみました(笑)
イタリアンカラー以外の部分は暗めの目立たない色にしてみたのですが、少し重たい感じになったかもしれません。
でも、付け替えれば良いだけなので(笑)、少し使ってみて気が向いたら色を変えてみるかもしれません。
白と赤だけで“日の丸”カラーとかもありかもしれないですね。
結束バンドとニッパー(ハサミでも可)があればできてしまうので、金属製のボトルケージと金属ボトルの使用を考えている方にはおススメです。
因みに今回使用した結束バンドは、良く見かけるサイズの中では1番小さな100mmの長さを使用しています。
あまり大きいと、バンドの厚みが厚くなるので、ボトルの出し入れがしづらくなるかもしれない事と、結束部分が大きくなるので、ちょっとゴテゴテしてしまうかもしれません。
どのサイズを使用するかは、検討が必要かましれません。
まとめ
しかし、こちらもの記事も前記事(秘密兵器投入準備その1)の【GARMIN Edge130】と同様に、梅雨時期である事と、絶賛肉離れ中であることにより実走確認には至っていません。
もしかしたら、「こりゃダメだな。。。(ToT)」となるかもしれませんので、お試しされる方は自己責任にてお願いいたします。m(_ _)m
早く肉離れ完治しないかなぁ〜!!
※今回の記事は、ボトルやバイクフレーム、その他全ての物に全く傷がつかない事や、破損する危険がない事を保証するものでは御座いません。
本記事を参考にされて生じた、いかなる損害についても、一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。